数独の解き方 - 場所チェック４

場所チェックを行うときの二つ目のコツを紹介します。

数字チェックと同時に行う

まずは下の図を見て下さい。

この図は、数字チェックのところで示した図と同じような形をしています。数字チェックのところで説明したのは、一行目に入っていない数字を頭の中に入れ、ピンクのマスをまとめで数字チェックしていこう、という話です。

しかしこの例の場合、数字チェックは上手くいきません。

一番左のピンクマスには１と３、真ん中は２と３、右は２と３の可能性があるので、どのマスも確定させることが出来ないのです。

でもここでちょっと待って下さい。よく見ると、真ん中と右のピンクマスには１が入ることが出来ません。ということは、１が入るのは必然的に一番左のマスだということになります。

これは場所チェックに他なりません。

つまり、数字チェックをやっていたはずが場所チェックも同時に出来てしまったということです。しかも１と２と３の場所チェックが同時に出来ています。これは効率がいいですね。

各列や各行を見て、数字が入っていないマスが３つか４つくらいであれば、このチェックは非常に有用です。５つ以上になると、頭の中に数字を覚えておくのが大変になりますし、そもそもあまり数字が決まってくれないので効率が悪くなります。

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