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数独の解き方 - 数字チェック2

前のページで説明したように、数字チェックというのは非常に単純なことです。

ただ、マスの数は81もあるので、人間の目でこれを全マスについてやろうとすると結構大変です。一度やってみるとよく分かりますが、普通の人は途中でイヤになるでしょう。

ということで、出来ればこのチェックはやりたくありません。場所チェックを優先して行い、困ったときにだけ数字チェックをやるようにするのがおすすめです。

 

数字チェックのコツ

とはいっても、上手く数字チェックをやるためのコツというのもありますので、ここでちょっと紹介しておきます。

数字の数を数える

数字チェックで数字を確定させるためには、1から9までの数字のうち8種類が必要です。つまり逆に言えば、8個以上の数字が対象範囲内にない場合には、どう頑張っても数字を確定させることは出来ないということです。

したがって、1、2、3、・・・と数えはじめる前に、同じ列、同じ行、同じブロックをちらっと見て、数字が少なくとも8個あるかを確認するのがおすすめです。もしも7個以下であれば、その時点でチェックは終了です。

また、ちょうど8個だった場合は、同じ数字が2個あればダメ、9個の場合は2つ以上かぶっていればダメ、という見方も出来ます。

確定数字の多いところから探す

上で述べたように、この数字チェックというのは面倒なので出来ればやりたくありません。仕方なくやっているときでも、ひとつ数字が決まったら、それをヒントに場所チェックなどに戻った方が賢明です。

そういう意味では、片っ端から数字チェックをかけていくのではなくて、数字が密集している辺りから探し始めるのが良いでしょう。同じ行、列、ブロックを見て、10個とか11個とか数字が入っているマスをまず探しましょう。

まとめてチェックする

次の例を見て下さい。

数独の例題

ピンクのマスについては、範囲内の数字の数はいずれも8個です。こういう形のときは、まとめてチェックすることで多少楽をすることが出来ます。順を追って説明しましょう。

まず一行目に注目します。空きマスは左のピンクのところ3個なので、すでに6種類の数字が使われているということが分かります。この時点で、この3マスについて数字チェックをかけてみようという事を決定します。

そして、各マスごとにチェックする前に、行の中で使われていない数字をリストアップします。この場合は1と2と3ですね。この三つの数字を頭の中に入れておいて、数字チェックに移るのです。

まずは一番左上のマス。一列目を見ると、使われている数字は3と5です。この数字を頭の中にある1、2、3と比べます。この場合は3が共通していますので、残る数字は1と2になり、一番左のピンクマスには1か2が入るということが分かります。数字チェックとしては失敗ですね。

次に真ん中のピンクマスです。二列目の下の方を見てみると、使われている数字は4と7。1、2、3とは全然一致していないので、このマスも失敗です。

そして最後に三列目。ここでは1と2がありますので、1、2、3の中で残るのは3だけ。つまり、右端のピンクマスは3に確定する、ということです。

このように、行や列で共通して使われていない数字をはじめにチェックすることで、少しだけ効率的に数字チェックが出来ます。また、一度チェックした数字を盤面の右とか下の余白にメモしておくと、次に数字チェックをしないといけないときに改めて数える必要がなくなってちょっとお得です。

 

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